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屋根の雨漏りをブルーシートで応急処置する方法
さっそく、屋根の雨漏りをブルーシートで応急処置する方法について解説します。一応1人でも作業が可能ですが、重い土嚢(どのう)袋を運ぶことになるうえに、足場が不安定なので2人以上でおこなうのがベストです。 また、土嚢袋を置いていないブルーシートは風に飛ばされやすい状態です。そのため強風や雨の日といった状況はブルーシートを敷くのに適していません。安定した作業をおこなうためにも、風の少ない晴れの日に作業をおこなうようにしましょう。 落下事故の危険性も考慮して、難しそうなら無理をせず業者に依頼するようにしてください。準備するもの

ブルーシートの応急処置で必要なもの | ||
---|---|---|
道具 | 必要な範囲 | 相場目安 |
大きめのブルーシート | 屋根全体をカバーできるもの | 1,000円~ |
土嚢(どのう)袋 | 屋根の広さによる | 200円~/枚 |
砂利または砂土 | すべての土嚢袋に半分入れられる量 | 1,500円~/kg |
はしご | 屋根に上れる高さのもの1つ | 5,000円~ |
手順.1重しを作る
屋根に上るまえに、土嚢袋に砂利を入れて作業の下準備をしましょう。土嚢袋の効果を最大限に活かすためには、過不足のない程度に砂利を入れることが大切。だいたい5~6分目を目安として土嚢袋に砂利を入れます。 また、屋根の頂点(棟)部分にも土嚢袋を置いていきますが、そこに置く土嚢袋は風で転がり落ちないようにするための対策が必要です。砂利を適量入れた土嚢袋を2個用意し、付属されているヒモ同士を固く結ぶようにしてください。手順.2ブルーシートを設置する
土嚢袋の準備が終わったら、つづいて屋根の上にブルーシートをかぶせていきます。ブルーシートを持ち、屋根に上れる高さのハシゴを使って屋根に上り、ブルーシートを広げて屋根の頂点をはさむように置き、屋根全体をカバーしましょう。手順.3ブルーシートを重しで固定する
最後に、ブルーシートの上に土嚢袋を置くことで応急処置が完了します。先に、屋根の頂点に2つに結んだ土嚢袋を固定していきましょう。2つの土嚢袋を屋根の頂点をまたぐように土嚢袋を設置し固定していきます。 そのつぎに、シートの四隅に土嚢袋を固定します。ブルーシートにハトメ (金属のリング部分)があれば、それに土嚢袋のヒモをくくりつけておくと安定感が増して強風対策として有効です。 そして、残りの土嚢袋をシートの端の部分をカバーできるように、丁寧に固定していきます。ここで注意したいのが、シート端の土嚢袋を等間隔で置いておくこと。バランスよく設置することで、強風でシートがめくれ上がりにくく、丈夫に固定できるのです。こうすることで、屋根の雨漏りをブルーシートで応急処置することができます。難しいと感じたら業者に依頼しよう!
屋根のどの部分から雨漏りが発生しているのかわからなくても、ブルーシートを使うことで応急処置が可能です。しかし、雨漏りをブルーシートで応急処置をする作業は、直接屋根に上る必要が出てくるため、足を踏み外して転落するといった事故の危険があります。そのため、屋根での作業が難しいと感じたら、迷わず業者依頼をするのがよいでしょう。 はじめから業者依頼をしておけば、転落事故の心配なく的確に応急処置や修理をしてもらえます。もし、雨漏りですぐに応急処置や修理が必要でしたらぜひ弊社にご連絡ください。24時間365日体制でいつでも受け付けをおこなっていますので、早い段階で雨漏り修理業者をご紹介することが可能です。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
応急処置後の対応
ここでは、雨漏りをブルーシートで応急処置したあとに早めにおこなうべき事柄ついて、解説していきます。業者に相談しておく

※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
業者に依頼した場合の費用相場
ブルーシートでの応急処置や雨漏り修理にかかる費用は、業者によって異なります。ただ、それぞれの目安となる費用相場を知っておくと、本当にその業者に依頼すべきかを判断しやすいでしょう。ここでは、業者に依頼した場合の費用相場について解説していきます。ブルーシートでの応急処置にかかる費用

屋根自体の修理にかかる費用
【少しの修理で済む場合】
防水シート貼り替え:5~20万円
板金などの部分補修:5~10万円
屋根材の部分差し替え:5~30万円
【大きな修理が必要な場合】
屋根全体の葺き替え:50~200万円以上
屋根の塗装直し:50~100万円
詳細な費用は見積りで確認しよう!
ここまで費用相場について解説してきましたが、結局いくらかかるのかは実際に業者に依頼して具体的な見積りを出してもらえるまでわかりません。そのため、費用相場は見積り書の値段を参考するものとしてとらえて、まずは考えるよりも先に現在の屋根の状態を業者にチェックしてもらうことからはじめましょう。 また、後悔のない修理をおこないたいなら、複数の業者から見積りを取り、作業内容や費用を比較したうえで最適な業者を選ぶことが大切。ちなみに、弊社では現地調査から見積りまでの費用を無料でおこなえる業者をご紹介することも可能です。相見積もり先の1社として最適なものとなっていますので、ぜひ検討してみてください。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。