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FRP防水の特徴とは何か?メリットを知ってより確かな防水工事を

FRP防水の特徴とは何か?メリットを知ってより確かな防水工事を

 

「天井から雨漏りがしてきた……!」そんな経験をした方もいるでしょう。建物は建ててから年数を重ねるとともに、必ず痛みが生じるものです。

例えば鉄筋を空気中に放置しておくと、さびが生じます。空気中の二酸化炭素による化学変化で鉄が酸化すると、さびてしまうのです。鉄筋コンクリートがさびにくいのは、コンクリートが弱アルカリ性なので、その中に埋め込まれた鉄筋がさびにくいからです。

しかしコンクリートにひびが入り、大気中の炭酸ガスが入りこんできてしまうと、化学反応でコンクリートのアルカリ性が中性となってしまいます。中性になると、鉄筋がさびやすくなってしまいます。

そこで防水工事をすることで、このような鉄筋のさびを予防し、建物自体の劣化を防ぐこともできるのです。

最近ではFRP防水という防水工法が、特に注目を集めています。今回は、意外と知られていない防水工事についてご紹介していきます。

 

 

知っておきたいFRP防水のこと

建物の劣化を防ぐ防水工法の中でも、最近注目されているのがFRP防水という工法です。なかなか聞きなれない名前ですが、一体どのような防水工法なのでしょうか?今注目されているFRP防水について、知っておきましょう。

 

FRPってどんなもの?

FRPとは、繊維強化プラスチックの略称のことです。繊維強化プラスチックとは、ガラス繊維のような強化剤で補強されたプラスチックのことをいいます。

FRPはプラスチックの中でも耐水性や強度にすぐれ、衝撃に強いことから、自動車や屋根材、バスタブなどに使われています。建物の防水材としては、ベランダや屋上の床や、木造住宅や駐車場に使われています。

FRP防水では、不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜ、ガラス繊維などの補強材と組み合わせた防水工法です。

 

FRP防水の概要と特長について

FRPはほかの防水材と比べても軽く、衝撃や摩耗に強いです。そのため、ベランダや屋上に向いています。しかし下地への接着力が強いので、地震の際には割れてしまうこともあります。

FRPは非常に軽いので、住宅に負荷がかからないため、木造や築年数が古い住宅にも使用することができます。

 

FRP防水の材料ってどんなもの?

FRP防水の材料は、防水用のポリエステル樹脂と防水用のガラスマット、そしてトップコートからできています。

ポリエステル樹脂の上からガラスマットを張り、その上にポリエステル樹脂を浸して硬くした後、再度ポリエステル樹脂を塗りつけて、防水層を作るという製法です。

 

なぜFRP防水が注目されているの?

なぜFRP防水が注目されているの?

 

FRP防水には従来の工法に比べて多くのメリットがあるため、注目が集まっています。どのような点が優れているのか、一緒に見ていきましょう。

 

FRP防水のメリット

FRPは防水層が軽くて丈夫、しかも耐熱性が優れ、劣化やサビにも強いです。ほかの防水材と比べても軽く、重量にも耐えられます。

また摩耗に強いため上を人が歩いても、なかなか剥がれません。そのため屋上やベランダ、また競技場や工場の床にも使用されています。

FRPはほかの工法に比べて、硬化するのも早いこともメリットです。通常1~2日で、仕上がるため施工が短期間で済みます。早く施工できて、見た目も美しいということで、人気が高まっています。

 

FRP防水のデメリット

FRP防水のデメリットとしては、施工の最中に臭いがするということです。ポリエステル樹脂特有の刺激臭が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

またFRP防水は紫外線に弱いので、ひび割れが起きやすいという特性があります。そのためトップコートは5年に1度ほど、塗り替えなければなりません。

伸縮性が良くないので、木造住宅の場合は、木の収縮によりひびが入ってしまう可能性もあります。FRP防水は施工する場所の下地が鉄の場合も、向いていません。

FRP防水はほかの工法に比べてメリットが多いですが、材料費が高額なので広い面積の場所には向いていないといえるでしょう。

 

ほかの防水工事との違いは?

FRP防水は「塗膜防水」と呼ばれる工法の一種です。「塗膜防水」とは防水をする現場において、液状の防水材料を塗って防水の膜を作る工法です。液体を何回も重ねることで、防水加工をしていきます。

「塗膜防水」の中で、よく用いられるのは、「ウレタン防水」と「FRP防水」です。ウレタン防水は、比較的簡単に技術が習得でき、軽量なため、従来からよく用いられてきました。しかし塗るのに技術が必要となるため、ムラを作らないように仕上げるには、技術のある職人さんにしか任せられませんでした。

またウレタン防水は、2~3層も重ね塗りをしなければならず、最後のトップコートを塗った後は、防水層があるかどうかが分からないため、いいかげんな作業をする業者も問題になっていました。ウレタン防水は乾くのも遅いため、施工に時間がかかるのが通常でした。

しかしFRP防水はウレタン防水に比べて硬化が早いので、施工にかかる時間が早くて済みます。また軽くて強いので、塗った後人や車両が通ったりもでき、仕上がりの見た目も美しいのです。

 

防水工事の費用って、どのくらいなの?

防水工事の費用って、どのくらいなの?

 

業者に依頼する前に、防水工事の費用はどのように決まるのか、きちんと確認しておきましょう。事前に費用について知っておくことで、後悔のない防水工事が可能です。

 

防水工事費に含まれる要素

まず、工事を行う場所の特徴について調べます。平坦な場所なのか、水はけはよいのか、といったことを事前にチェックします。それによってどのような工法があっているのか、判明します。このとき、工事の前に必要な作業が出てくることもあります。

ウレタン防水や塩化ビニールなど、さまざまな工法があるので、業者に説明を求めましょう。それぞれの工法の、メリットやデメリットが分かった上で行います。

 

FRP防水の費用や工期について知っておこう

FRP防水の施工費用は、1平米につき数千円程度です。ウレタン防水や塩ビシート、ゴムシートと比べると材料費が高いため、費用もやや高めとなっています。

FRP防水の工期は早く、1~2日で終わります。ほかの工法は3日以上かかることが多いので、FRP防水が最も早く仕上がります。

 

知っておこう!業者の見極め方

業者に依頼するときは、必ず複数の業者に見積もりを取りましょう。経験の豊富な業者を選ぶのはもちろん、電話やメールでの対応が親切だったかどうかもチェックが必要です。

費用は工事を行う場所の劣化具合、工事のやりやすさ、工法に使う材料といったことに左右されます。安いからと言って必ずしも良い業者とは限りません。工事を依頼する前に、料金にどのような内容が含まれるのか、きちんと説明してもらい、納得した上で依頼をしましょう。

中には防水工事をしたにもかかわらず、雨漏りがするというケースも見られます。雨漏りの原因箇所が1ヶ所だと思っていたら、複数個所存在したということもあります。事前に雨漏りの原因をきちんと把握し、業者と確認をしながら依頼することが大切です。

 

まとめ

長年、雨風にさらされた屋根やベランダの素材は、さまざまな理由からひびが入ってしまうことがあります。そこから家の中などの浸水を防ぐために、防水工事を施すことが求められます。

防水工事をすることによって、ただ雨漏りを防ぐだけではなく、建物そのものの劣化を防ぐ効果もあるのです。

今注目されているFRP防水は、ほかの防水工法に比べても、軽さや施工の速さ、耐久性の上で優れた防水工法です。今度防水工事をされるときには、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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