屋根の葺き替えを業者に依頼するときは、信頼できるところを選ぶようにしましょう。業者の選び方を間違えてしまうと、手抜き工事や施工不良などが発生するリスクが考えられるからです。
ほかにも、不当に高い工事費用を請求されて損をしてしまうようなケースがあるため、屋根のリフォームでどれくらいの費用がかかるかもあらかじめ知っておくことも大切です。
当記事では、屋根の葺き替えをおこなうときの業者の選びかたや注意点のほか、工事費用の相場などについて解説します。屋根リフォームのトラブルに巻き込まれないためにも、正しい知識を身につけておきましょう。
目次
信頼できる業者を選ぶための5つのポイント
屋根のリフォームを業者に依頼する場合は、いくつかのポイントをおさえておくことが大切です。たとえ同じ屋根材を使って葺き替えをしても、業者によって工事内容のほか、技術力にもそれぞれ違いがあるため、仕上がりがまったく異なることがあるからです。
また、屋根の葺き替えにかかる費用は屋根の面積などによっても異なりますが、100万円を超える場合もあるため慎重に選びたいものです。
ここでは、信頼できる屋根リフォームの業者を選ぶためのポイントを5つ解説します。
(1)専門的な知識や高い技術力の保有
専門的な知識や高い技術力をもっているかどうかは、業者のホームページなどで実際に利用した人の口コミなどを参考にするとよいでしょう。
専門的な知識をもつ業者なら適した屋根材や工法で確実な作業をしてくれます。また、高い技術力があれば、施工不良や手抜き工事が発生するリスクを抑えることもできます。
さらに、経験値がある業者なら『部分補修で安く済ませられる』といった提案をしてくれるかもしれません。
(2)料金設定が明瞭か確認すること
料金設定が明瞭になっていることを確認するためには、見積りを事前に確認することが大切です。そして見積りを出してもらったら、詳細までしっかり目をとおすようにしましょう。
本来、屋根の葺き替えは屋根材や面積などによって費用が異なるものです。このため、詳細の説明がなく「○万円で屋根を修理します」といった飛び込み営業をかけてくる業者は避けておくことをおすすめします。
また、提示された金額に納得がいかないことを伝えた場合に極端な値下げをしてくるような業者にも注意が必要です。料金の安さだけで選んでしまうと、満足のいかない仕上がりになるおそれが考えられます。
(3)建築業にまつわる国家資格などの有無
『建築施工管理技士』や『板金技能士』など、建築業にまつわる資格を保有していることも信頼できる業者の重要なポイントです。資格は知識や技術の証明になるからです。資格を保有しているかどうかは、業者のホームページ上などで確認できます。
知識のある誠実な業者であれば、工事内容の詳細や費用の説明などをしてくれるはずです。質問に対してあいまいな返答しかないような場合は、信頼性を欠くため、口コミなどで技術力に定評があるほかの業者に依頼したほうがよいでしょう。
(4)保証期間の長さや内容
自信のある業者なら長い保証期間があるはずです。保証期間がない場合は、施工不良などがあった際に自費で直さなくてはいけなくなってしまいます。ただし、工事内容や建物の状態によっては保証をつけることが難しい場合もあるので、事前に保証がつくかどうかを確認しておくことをおすすめします。
(5)複数の業者を比較してみる
屋根の葺き替えを依頼する業者を選ぶにはひとつの業者で決めてしまうのではなく、複数の業者を比較して検討することが大切です。複数の業者を比較することで、屋根の葺き替え工事にかかる適正費用だけでなく、工事内容に差がないかどうかも知ることができるからです。上記にあげたポイントなどを参考にして、誠実に対応してくれる業者を選びましょう。
屋根の葺き替え業者をお探しの際は、弊社をご利用ください。弊社では、屋根の雨漏り修理はもちろん、部分的な屋根の葺き替えなど、ご要望にあった施工を実施している業者をお探ししてご紹介するサービスをおこなっています。相談料は無料ですので、お気軽にご相談ください。
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屋根リフォームの工事にかかる費用相場も把握しておこう
業者に見積りを出してもらっても、知識がない場合はその金額が高いのか安いのか判断することは難しいかもしれません。屋根のリフォームは葺き替えだけでなく、カバー工法や塗装工事などもあるため、予算に応じて工事内容を決めることもひとつの手です。
ここでは、屋根リフォームにかかる費用を屋根材や工法の違いなども含めて解説します。
施工費用の基本は単価×面積
屋根のリフォームにかかる施工費用は『単価(屋根材)×面積』で計算されることがほとんどです。以下に屋根材ごとの費用の目安をまとめていますので、参考にしてみてください。
- 瓦:約1万円~1万5千円/平方メートル
- 銅板:2万円前後/平方メートル
- スレート:約5,000円~8,000円/平方メートル
- ガルバリウム:約6,000円~1万円/平方メートル
- セメント:約5,000円~1万円/平方メートル
屋根材には瓦や銅板といったもののほかにも、薄い板状に加工されたスレートやアルミ亜鉛合金でメッキ加工されたガルバリウム鋼板などさまざまな種類があります。上記の費用目安は1平方メートルあたりの金額になるため、施工する面積によって費用は変わることを覚えておきましょう。
工法によっても価格は大きく異なる
屋根は必ず葺き替えをしなくてはいけないというわけではありません。もし軽度の雨漏りの場合は、部分補修で屋根の一部を直す方法があるのです。
ここでは3つの工法とその費用相場についてご紹介します。お家の屋根の状態によってどの工法がふさわしいのかは変わってきますので、よく理解しておきましょう。
・葺き替え (費用相場:約120万円~200万円)
葺き替え工法とは、全体的に古い屋根をはがし新しい屋根に交換することをいいます。屋根の交換の際に下地も新しくするため、ほかの工法よりも費用は高くなる傾向です。下地が傷んでいて雨漏りが発生している、屋根の耐久性を向上させたいといった場合は葺き替えが必要になります。
・カバー工法( 費用相場:約80万円~120万円)
カバー工法は重ね葺きとも呼ばれ、古い屋根を防水シートと新しい屋根で覆う工法のことです。葺き替え工法に比べリフォーム費用は安く済みますが、瓦屋根など一部の屋根材では不向きとされています。下地が劣化しておらず、耐震性にも問題がない場合はカバー工法でも大丈夫です。
・塗装(費用相場:約40万円~80万円)
塗装とは、屋根にサビや腐食がみられた場合に、上から塗装することによってメンテナンスすることをいいます。塗装をおこなうことで屋根の耐久性を保つことができます。葺き替え工法やカバー工法よりも安く済ませることが可能です。
屋根材や施工費以外にも費用はかかる
屋根の葺き替えには面積や屋根材以外にも、既存の屋根の撤去費や処分費、高所作業車などの使用時にも費用がかかってしまいます。屋根の撤去費は屋根の重さによって、処分費は産業処分場によって費用が異なるため、まずは見積りを出してもらい、施工方法や費用を検討してみることから始めてみましょう。
弊社にご相談いただければ、葺き替え工事はもちろん、カバー工法にも対応できる業者をご紹介することが可能です。また、幅広い屋根材にも対応できる業者もご紹介できます。まずはお気軽にお電話かメールにてご相談ください。
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リフォーム費用を抑えるためにも業者選びは大切
屋根のリフォーム費用は安く抑えようとしても数万~数十万はかかってしまうものです。そこで、リフォーム費用を抑えるためにも的確なアドバイスをしてくれる業者を選ぶことが大切となってきます。
ここでは、業者選びの際に『保険』や『自治体の制度』をうまく利用するために気をつけておくべきことを解説します。
火災保険が適応されれば屋根修理が0円になることもある!
屋根修理などの際に「風災」などの火災保険が適応されれば、費用をかけずに直すことができます。しかし、業者に火災保険に対する知識がない場合、対象外の工事をされた結果、費用が発生してしまうケースなどもあるため、注意が必要です。少しでも費用を抑えるためには、事前に業者に適用となるか確認をとっておくようにしましょう。
助成金や補助金などの申請にも業者は大きく影響する
屋根修理の工事内容や金額によっては補助金や助成金が活用できる場合があります。自治体の制度によって内容は異なるものの、多くの場合、申請には施工前後の現場写真や申請書類などの提出が必要になります。
知識のない業者では書類の不備などによって補助金や助成金が受け取れなくなってしまうケースも……。業者を選ぶ際には費用を抑えるためにも、あらかじめ相談をしたうえで信頼できるかどうかを見極めることが重要です。
弊社では、長年の経験をもつ屋根修理のプロをご紹介いたします。弊社の加盟店である業者は、事前に現地にうかがい、事前調査をしっかりおこなったうえでお見積りをご提示させていただいております。
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