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『屋根の葺き替え』とは? 費用相場・工程など5つのポイントを解説

屋根の葺き替え(ふきかえ)は、屋根工事のなかでもかなり大規模な作業となります。もし屋根葺き替えがはじめて、という方はとくにわからないことも多いのではないでしょうか。

まずは作業の流れや費用相場など、わからないことを解消してから依頼に踏み切れると安心です。そこでこの記事では、そんな屋根の葺き替え工事のメリット・デメリットや日数、費用はもちろん、保険や業者の選び方までくわしく解説していきます。

ポイント1:屋根の葺き替えとは?【メリット・デメリット】

屋根の葺き替えとは、これまでの古い屋根材(瓦やスレート)や下地(野地板・防水シート・ルーフィング)を撤去し、新品に入れ替える作業のこと。カンタンにいえば、屋根の総とっかえです。

この工事は具体的には、以下のようなメリット・デメリットがあります

メリット デメリット
・屋根の下地まで点検できる
(=寿命が延びる)
・耐震性が上がる
・外観の見栄えがよくなる
・別の工法に比べてやや高額
(アスベスト入り屋根だとなおさら)
・工事期間がやや長め
・工事の音が大きくなりがち

 

少々施工価格が高額な点はデメリットですが、屋根を新品の状態に戻せるというのは外観的にも、耐久性的にも非常に有用です。また、屋根材を軽いものに変えれば耐震対策にもなるでしょう。

※アスベストの入ったスレート屋根の場合は、そのぶん費用が高くなったり、業者自身に必要な資格が増えたりすることも。くわしくは以下の記事も参考にしてください。

屋根の葺き替えでアスベストが飛散しない安全なリフォーム方法とは?

屋根葺き替えのタイミング

屋根の葺き替えでアスベストが飛散しない安全なリフォーム方法とは?

屋根葺き替え工事をするかどうかの基準やタイミングは、カンタンにいえば『屋根の劣化が著しいか』、という点にあります。下記では屋根材ごとのおおよその耐用年数をご紹介していくので、自宅の屋根と見比べてみてください。

屋根材 おおよその耐用年数
スレート
(コロニアル・カラーベスト)
20年~25年
粘土・陶器瓦 50年~
セメント瓦 30年~40年
金属屋根
(ガルバリウム鋼板)
20年~30年
金属屋根
(ガルバリウム鋼板)
20年~30年
アスファルトシングル 20年~30年
トタン 10年~20年

 

また、屋根が見るからにボロボロだったり、雨漏りが長く・複数箇所から発生していたり……。もし家を建ててから数十年経っており、屋根や天井の劣化が著しいようであれば葺き替えを検討してみてもよいかもしれません。

しかし逆に
・まだ上記の耐用年数に達していない
・屋根の一部分が欠けているだけ
・屋根全体の塗装が色あせているだけ

などなど、そこまで劣化が見られないようであれば別のもっと安い工法で対処できることも。くわしくは後述をご覧ください!

葺き替え以外の屋根修理方法はコチラ

屋根葺き替えの工期・工程

屋根の葺き替えにかかる日数は、およそ1~2週間ほど。もちろん屋根の広さや条件次第ではもう少し早く終わることもありますが、逆に雨や雪など、工事中の天候次第ではもう少し長くなることもあります。

とはいえ、屋根の一部を直す作業(1日~2日)などに比べるとやはり長めの施工期間となりますね。

☆屋根葺き替え工事の工程
1.家全体に足場を組む
2.もともとの屋根材・板金を撤去
3.下地(防水シートや野地板など)も劣化していたら修繕もしくは交換
4.下地が大丈夫なら新しい屋根材・板金などを設置
5.雨樋や雨漏り対策など、細かい点を調整
6.足場を撤去して完了

ポイント2:屋根葺き替え工事の費用・価格相場

屋根の葺き替え工事にかかる費用相場は、およそ100万円~250万円(約30坪住宅の場合)。高額ですが、足場を組んで、屋根材や下地を撤去・処分して、新品に張り替えて……という大変な作業内容を思えば、少々費用がかさんでしまうのもうなずけます。

なおこの工事費用は、おもに以下のような内訳でなっています。

・工事施工費(屋根材の設置・撤去|下地の補修・交換など)
・材料費(新品の屋根材・防水シート・板金など)
・足場・養生費
・人件費
・アスベスト処理費(含まれている場合は)
・その他諸経費
など

この内訳のなかでも、大きな比重を占めるのは材料費です。とくに『どの屋根材にするか』によって費用はもちろん、施工後の仕上がりも変わってくるので、まずはそれぞれ見ていきましょう。

屋根材ごとの単価

屋根材をスレートで修理すると費用はいくらになる?各修理の相場を解説

一般的な家屋の屋根葺き替えに利用される屋根材は、おもに『瓦』・『スレート』・『金属屋根』・『アスファルトシングル』などが挙げられます。

屋根材 単価/1平方メートル
化粧スレート 約4,000円~7,000円
天然スレート 約1万円~
粘土・陶器瓦 約8,000円~1万2千円
セメント瓦 約6,000円~8,000円
金属屋根
(ガルバリウム鋼板)
約6,500円~9,000円
アスファルトシングル 約5,000円~8,000円
トタン 約4,500円~6,000円

 

なかでも屋根の葺き替えで人気の屋根材は、『ガルバリウム鋼板』です。なぜなら費用もそこまでかからず、かつ耐用年数も長い(20年~30年、場合によってはそれ以上)から。

また葺き替えの際は耐震性の問題から、基本的に「元の屋根材よりも重い屋根材には葺き替えできない」という条件があります。そのためたとえば瓦⇒瓦は可能ですが、スレート⇒瓦の葺き替えはあまりオススメされません。

その点、ガルバリウム鋼板は重量も軽いため多くの条件に適応できます。このようなコストパフォーマンスのよさからも、ガルバリウム鋼板は近年高い人気をほこっているのです。

屋根修理費用のなかでも意外と高い“足場・養生費”について

1点見落としがちなのが、足場を組んだり、養生をしたりするのにかかる費用。修理料金のメインが作業・材料費なのは確かにそうですが、この費用もそう安いものではありません。

足場費/1平方メートルごと:約700円~1,000円
養生費/1平方メートルごと:約150円~250円

30坪の住宅ともなるとおよそ15万円~30万円ほどになります。

この足場は、業者が高所作業における安全性を確保するために設置します。そのため、たとえば1階の庇(ひさし)部分や雨どいなど、低い場所の屋根修理であればこの足場は必要ないことも。

とはいえ、屋根にのぼるような作業の場合はたいてい足場を組んで修理をおこないます。基本的にここを削る、というのは少々難しいので、足場代は必要経費として理解しておきましょう。

豆知識:葺き替えのDIYは可能?

少々高額な屋根の葺き替え工事、DIYで何とかならないか?と思いの方もいるかもしれません。

このDIYは、もちろん不可能ではありません。しかし葺き替えはプロでも最短数日、長ければ2週間以上かかる大変な作業です。材料を集めたり、屋根上まで運んだりの作業はかなりの手間ですし、またとくに雨漏りなどを起こしてるのであれば、その原因特定はプロでも難しいといわれています。

また、屋根の上での作業は毎年転落事故で死者が出ているほどに危険です。このような理由からも、もし葺き替えはじめ屋根の工事・修理を検討されている方は、無難に業者に依頼しておきましょう。

ポイント3:屋根葺き替え以外の工事方法

屋根の修理・リフォームの方法は葺き替えだけではありません。下地の部分が傷んでおらず、屋根そのものの劣化がそこまで著しくなければ以下のような方法で対処できることもあります。

・カバー工法
・部分修理・交換
・塗装

下記では、それぞれの工法について解説していきます。

カバー工法の特徴・費用

カバー工法は、もともとある屋根材や下地は交換せず、その上から新しい屋根材をかぶせる方法です。文字通り、古くなった屋根材を『カバー』することで耐久性・見栄えを向上させます。

この工法にかかる費用は、おおよそ80万円~120万円(30坪)。工期も1週間以内で終わるケースが多いこともあり、葺き替えに比べてコンパクトな工法となっています。

瓦屋根の場合は屋根材の形状から施工できませんが、スレートや金属屋根の場合はこの工法を選ぶ選択肢もあるでしょう。

メリット デメリット
・葺き替えに比べて安め
・葺き替えに比べて工期が短め
・耐震性が落ちる
(屋根自体の重さが上がるため)
・下地の劣化をチェックできない
・瓦屋根は施工不可

 

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部分修理の特徴・費用

部分修理はその名の通り、劣化・破損のある部分のみに工事を施す方法です。必要のない部分には触れない分、工期や費用は抑えられます。たとえば瓦が1枚飛んでしまった・ひび割れした、という場合や、1ヶ所だけから雨漏りしている、などなど……。

費用は屋根材1枚分であればそこまでかさみませんが、広範囲の修理や雨漏りの調査・修理などもおこなえば10万円を超えるケースも多いでしょう。

ただしこれは作業の性質上、明確に何円・何日と相場を出すことはなかなかできません。とはいえ葺き替えやカバー工法に比べれば安く済むケースも多いので、まずは一度業者に点検・見積りを出してもらってはいかがでしょうか。

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塗装の特徴・費用

屋根が色あせている・サビが出てきている程度であれば、修理よりも再塗装で対応するのがオススメ。これは屋根の外観を改善するのはもちろん、サビ止めや耐久性の向上にも繋がります。

費用は30坪住宅の全面塗装で、おおよそ30万円~80万円。日数は1日~1週間ほどです。この費用・日数はもちろん塗装範囲によって変動しますが、もうひとつ『塗料の種類』によっても変動します。

☆屋根の塗料:耐用年数
・アクリル塗料:5年~7年ほど
・ウレタン塗料:7~10年ほど
・シリコン塗料:10年~15年ほど
・フッ素塗料:15年~20年ほど

これは下にいくにつれて高価な塗料となっていますが、そのぶん耐用年数(どれだけ長くもつか)が優れています。なかでも『シリコン塗料』は費用・耐久性の観点から見れば一番バランスがよく、近年では人気のある塗料です。

安かろう悪かろう、環境にもよりますがやはりよい塗料を使えば長くもつので、その点のコストパフォーマンスも考えておくとよいでしょう。「どれにしようか……」とお困りの方は、一度業者に相談してプロの意見を聞いてみるのもアリですね。

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ポイント4:屋根葺き替えで使える『火災保険・補助金』

屋根の葺き替えを検討されている方のなかには、『台風で屋根が大きく損傷してしまった……』『屋根をリフォームして耐震性を上げたいな……』という方もいるのではないでしょうか。そのような場合は、火災保険や補助金などを利用して屋根葺き替えの費用を補えるかもしれません。

火災保険の条件

防水工事が保証されるための条件

屋根修理で火災保険が認められるパターンで多いのは、おもに『風災』である場合です。風災とは、強風や台風によって屋根材が剥がれたり、飛来物によって屋根が破損したり……。ただしどこまでを火災保険の対象とするかは保険会社・プランによって異なるため注意が必要です。

また、多くの火災保険では以下のような条件を設けているケースも……。

・屋根の被害に気が付いてから3年以内
・修理にかかる費用が20万円を上回ること

「もしかして火災保険が使えるかも?」と思った場合は、まずは保険加入時のパンフレットや、なければ直接電話などで確認してみましょう。場合によっては、修理費用の大半を補償してもらえるかもしれません!

※くわしい申請方法・必要なものについては以下の記事も合わせてご覧ください
火災保険が屋根修理に使える条件・申請の流れと保険金の種類も解説

補助金の条件

屋根のリフォームを検討されている際には、自治体によって補助金が給付されることも。これはおもに、『省エネリフォーム』や『耐震リフォーム』をした際に給付されます。

たとえば、「古い家で耐震性が心配だから、リフォームで補強しようかな……」という場合は補助金が下りる可能性があるということ。場合によっては最大300万円まで補助金が下りる自治体もあるので、まずは一度チェックしてみましょう。

※くわしい条件や申請方法については、以下の記事も合わせてご覧ください。
屋根修理で補助金は利用できる!費用を抑えて賢くリフォームしよう

ポイント5:屋根葺き替え業者を選ぶ・依頼するコツ

屋根の葺き替えを担当する業者には優良業者もいれば、技術・信頼性に少々欠ける業者ももちろん存在します。そのなかで自分に合ったよい業者に依頼をしたいのであれば、以下のポイントを意識してみましょう。

☆注意すべき業者の特徴
・突然訪問して勧誘してくる
・しっかり屋根にのぼって調査をしてくれない
・調査結果を説明が不十分
・質問に対してあいまいな説明しかしない
・格安・0円などといって契約を迫る

上記のような業者は、やはり若干不信感があります。葺き替えは高い買い物、できればじっくり悩んで決めたほうが安心です。下記では信頼できる業者の特徴もご紹介するので、あわせてご確認ください。

☆信頼できる業者の特徴
・写真や書面でわかりやすく劣化状況・施工内容を解説してくれる
・見積り書は詳細な内訳までしっかり書いてある
・近隣への配慮も考えてくれる
・契約を急かさない
・アフターフォローもしっかりある

とはいえ、はじめての依頼で1社だけ見て判断する、というのはなかなか難しいもの。そんなときは複数業者から見積りを取って比較する、『相見積り』をしてみましょう。これをすれば、費用はもちろん業者の対応も比較することができますよ。

ここで無理に契約を急かしてきたり、極端に高額だったりする業者は一旦見積りだけもらって断ることも大切。実際に会ってみて、自分の納得のいく業者に依頼できるのが一番ですね。


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